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『第2回お金の話講座』開催しました!

3回シリーズの「地域活動を続けるための"お金の話"講座」の第2回目を開催しました。

講師は、前回に続いて OFFICE MUSUBIME(オフィス ムスビメ)代表の 河合 将生さん。

今回も参加者は7名。

前回の「ファンドレイジングの基礎」の振り返りから始まり、ファンドレイジングはフレンドレイジングで関係作りが大切だということ。FRは、寄付をお願いしお金を集めるものではなく、受益者の状況を潜在的な支援者に対して説明し共感を得て、自分たちの持つ解決策を提示するものである。したがって、結果として寄付がなくとも良いもので、このプロセスが社会を変えていることが重要で、それは単なる資金調達でなく、社会課題の解決に向けた参加を促進するプロセスだと、繰り返し強調されました。

前回配布された50枚にわたる大量のプレゼンスライドをほとんどの参加者が読み込んで来られたようすで、講師の河合さんの話にすっかり引き込まれていました。

まずは、「地域活動やNPOの事業運営の構造を整理するワーク」に、それぞれの活動を実際に落とし込みました。活動の課題となっているテーマを、「目の前の現象」からその「現象が生じる理由」にまで掘り下げることの意義と重要性が強調され、この掘り下げがあることでファンドレイジングの説得性が高まり、団体活動の基盤強化にもなるということです。

また、講座の中でワークショップの成果をグループに分けて共有する時間を設け、参加者の交流や個別の質問にもご対応いただきました。

河合先生、ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

次回は最終回、10月18日(土)10:00~11:30開催です。